2025年は政策金利の引き上げで「マイナス金利時代」が完全に終了し、
住宅ローン金利にも大きな変化が起きました。
そして迎える 2026年は、金利が本格的に「上がるのか・落ち着くのか」が決まる重要な年 です。
家を買うタイミングを見極めるためにも、
2026年の金利動向を正しく理解しておくことは必須と言えます。
■ 2026年の金利動向:どこがポイントになる?
① 日銀の政策金利は“緩やかな引き上げ基調”が続く可能性
2025年の利上げにより短期金利はプラス圏に移行。
2026年も「急激な上昇は避けつつ、段階的に金利を正常化させる方針」が想定されています。
▶︎ 変動金利(短期金利ベース)は、じわじわ上昇基調が続く見込み
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2025年ほどの大きな変化はない
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ただし“下がる”可能性は低く、今後は「緩やかな上振れ」が主流
② 長期金利は“経済状況次第”で上下に振れやすい年
固定金利を左右するのは長期金利(国債利回り)。
2026年は以下の影響を受けやすい年になります。
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物価が落ち着けば長期金利が安定 → 固定金利も小幅な変動に
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景気が強く物価上昇が続けば → 固定金利はさらに上がる可能性
特にフラット35は、2025年後半から既に上昇傾向にあるため、
2026年も“下がりにくい”展開が予測されます。
③ 住宅ローンは “超低金利時代の終わり” がさらに鮮明に
2020 〜 2022年頃の「歴史的低金利」を基準に考えると、2026年は以下の転換が進む年です。
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変動金利 → 低水準ではあるが安定下限を少し上抜ける
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固定金利 → じわり上昇した水準のまま推移
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金利差 → 依然として変動が有利に見える構図が続く
■ 2026年に住宅ローンを借りる人が選ぶべき方向性
【選択肢①】変動金利型
✔ メリット
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依然として最も低い金利帯
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毎月の返済額を抑えやすい
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2026年の金利上昇は“緩やか”と予測 → 過度な不安は不要
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今後も“じわじわ上がる”可能性は消えない
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長期で借りる人は返済額が増えるリスクあり
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家計にゆとりがある
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10〜15年以内に住み替え予定
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将来、借り換えで対応する準備ができる人
【選択肢②】固定金利型(固定期間選択型・フラット35含む)
✔ メリット
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今後の金利上昇を完全にガード
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返済額が一定で計画が立てやすい
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“インフレリスク”に強い
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変動より金利は高め
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当面の総返済額が多くなりやすい
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長く住む予定
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子育てなど将来が見通しやすい
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毎月の返済額の安定を重視したい
【選択肢③】ミックス型(変動+固定)も2026年は有力
2026年は“予測が割れる年”であるため、
変動と固定を半々に組むミックス型 が再び注目されます。
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金利上昇リスクを半分に分散
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全固定より返済額が低い
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全変動より安全性が高い
特に子育て世帯や初めて購入する人に人気です。
■ 2026年に後悔しないための住宅ローン戦略
金利上昇局面では、返済額が生活を圧迫しすぎないよう
ゆとりあるシミュレーションが必須。
② 団信や火災保険、維持費も含めてトータルで比較する
金利だけで判断せず、“総コスト”で見ると固定が有利な場合も。
③ 借り換え戦略を最初から視野に入れておく
2026年に変動で借り、
→ もし本格的に金利が上がってきたら数年後に固定へ乗り換える、
という“段階戦略”は特に効果的。
■ まとめ — 2026年は『慎重 × 機動的』な住宅ローン選びがベスト
2026年の住宅ローン金利は、
「急上昇はしないが、確実に元の超低金利には戻らない」
という状況が濃厚です。
つまり、
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変動 → 低金利のメリットを取りつつ、上昇への備えが必要
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固定 → 安定を買いたい人には非常に有効
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ミックス型 → 2026年の“揺れやすい相場”に相性が良い
これが2026年の住宅ローン選びの本質です。
大切なのは、
「金利の一喜一憂ではなく、あなたのライフプランに合うかどうか」。
リノベ不動産では、お客様の家計状況・今後の生活設計に合わせて、
最適なローン組み合わせをシミュレーションしながらご提案します。